なんじゃこりゃ!?!?
予定の1.5倍もの請求が来てる。。。。。
やっちまいました、久しぶりの仕入れトラブル発生です。
振り返ること数日前。
出品して間もない商品がヒットして毎日数個の受注。問い合わせの嵐。
ウハウハな日々を過ごしていました。
1つで利益が4,000円ほどあって、もちろんブランド内でも人気順トップ。
これからバンバン売るぞー!と意気込んで気分は最高。
・
・・
・・・
はぁ?
一瞬目を疑いました。
何気なくカード履歴をチェックしたところ、どうも請求額がおかしい。
予定していた金額の1.5倍もの金額が表示されている。
まさか、僕の計算ミス!?
てゆーか原因が全くわからん。
開いていたPCのタブをすべて閉じ、キッチンに歩いていきタバコに火を付ける。
思考停止。現実逃避です。
ということで、久々に仕入れトラブルが発生したのでこのときにとった行動、仕入先の安全性の確認方法などをシェアしたいと思います。
この記事を読んで頂ければ、あなたも今後はバイマの仕入れで不安になることはなく安心して買い付けができるようになりますよ。
Step.0 原因の推測
まずは起こった問題に対し、現状を分析して原因の仮説を立てます。
今回の分析は以下の通り。
・普段は安全性を高めるため必ずPaypal決済をするのだが、今回の仕入先ではPaypal決済が表示されなかったためクレジットカードでの決済であった。
・仕入れ時に表示された金額とカードの請求額が違う。
・AUD(オーストラリアドル)での決済だったが、金額的にUSDのレートではないかと推測。
これらから考えられる原因は2つ。
①仕入先の決済システムエラー。
②カード会社のサイトエラー。
いやちょっと待てよ、最悪の場合、詐欺サイトに引っかかったという可能性だってあるぞ。
ここは落ち着いて、ひとつづつ可能性を潰していこう。
Step.1 購入履歴を確認
ひとまず自分のオーダーが間違っていなかったか、仕入先の購入履歴とオーダー時のメールを確認。
うん、特に間違いはなさそうだ。
次のステップに進もう。
Step.2 カード会社に確認
今回決済していたのは楽天カード。
会員サイトである楽天eナビのページに表示されている請求額が信じれなかったのでとりあえず楽天カードデスクに電話。
カード履歴に表示されていた変換レートをもとに、間違いなくUSDのレートっぽい表記です。
実際の画面がコチラ↓↓
松尾
楽天
ここで更に頭がこんがらがりました。(•ิ_•ิ)?
松尾
楽天
現在のAUD-円レートは約70円。どうやったら112円になるんだよ、とパニックです。。。
この後、何度かレートについて確認するも、楽天カードのオペレーターはAUDです、とのことです。
ちょっと頭のよろしくない人なんですかね?
ましてやゴールドカードデスクの対応がこれだったので「わかりました。」と言って諦めました。
(最終的に分かったが、やはり僕の予想通りUSDでの請求であったことを先にお伝えしておきます。)
Step.3 Alexa(アレクサ)で確認
Alexa(アレクサ)とは
ここで、Alexa(アレクサ)を知らない人のために補足説明。
Alexaとは、サイトの安全性を確認するのに使えるツールです。
https://www.alexa.com/
グローバルアクセスランキングを確認してその順位が高ければそのサイトは安全だと判断することが出来ます。
無料で使えるのでぜひGoogleクロームの拡張機能に入れて使ってくださいね。
Alexa(アレクサ)で調べた
画像は参考にBUYMAのサイトのランキングを調べたもの。もちろん、ランキングも非常に良好。
僕が仕入れたサイトを調べてみたが、ランキングは5万位以内で安全性が高い。
(バイマの仕入先として、グローバルランキングが20万位以内だと安全と言われている)
今回は念の為に再確認したが、新しい仕入先を使う場合は100%Alexaで確認してから使用している。
しかし決して1つだけの判断材料でなく、Alexa以外にも調べて複合的に判断しなければならない。
Step.4 ショップに直接連絡する
よし、次はショップへの直接連絡です。
仕入先サイトの中には「Contact us」ページでメールアドレスを確認できたり、チャット機能がついているサイトも多い。
運悪くこのときは金曜の夜だったので早い返事は期待できないが、とりあえずメールとチャットに請求額がおかしいので確認して欲しいと連絡を入れる。
英語が得意な人はここで電話をかけるほうが確実です。
Step.5 SNSをチェックする
あわせて確認しないといけないのが、Facebookやインスタグラム、PinterestなどのSNSだ。
更新頻度
運用歴
フォロワーの数
いいねの数
などなどを調べます。
今回のサイトは毎日のようにインスタが更新されている運用歴も長い、
ますます信頼できる仕入先であると言える。
Step.6 ショップの住所を調べる
仕入先のサイト、もしくはSNSに書かれた住所を確認します。
今回の仕入先には店舗検索というページがあったのでそちらからチェック。
あれ、世界各国に数店舗ある。
こりゃ信頼度マシマシだ。
と、ここで書かれていることを信じてはいけない。
僕は仕入先の安全性を確かめているんだ。書かれた住所に本当に店が存在するのかどうかを調べなくてはいけない。
とGoogleMapで調べると、店舗は実在する。
ここまでで99.9%の安全を確信しました。
住所が判明したら、GoogleMapのストリートビューで画像まで確認すること。
今回の結果
・購入履歴
・カード会社に確認
・Alexa(アレクサ)で確認
・ショップに直接連絡
・メールアドレス
・SNSをチェック
・ショップの住所
などなどあらゆる手を使って仕入先が安全であると判断出来ました。
休み明けの月曜日、仕入先からメールの返信。
「システムエラーのためUSDで決済されていました。原因は解明中ですが、差額の返金は済ませました。お詫び申し上げます。」
とご丁寧に返金を確認するスクショ画像付き。
対応早っ!スッゲー良いショップじゃん!!!
ということでただのシステムエラーだったとさ。。。
おまけ
今回は徹底的に調べておこうと始めたこと。
もしこれが詐欺サイトに引っかかったらどうなっていたのだろう?
実は問題が発覚した金曜日、警察の「サイバー犯罪対策課」に電話で相談をしていたんです。
要点だけまとめると、
警察は懇切丁寧に話を聞いてくれる。
今回のような決済ページと実際の引き落としが違う場合、相手に悪意があるかどうかで詐欺にあたるかどうかが決まる。
もしかすると後日返金するつもりかもしれないので金曜日時点ではなんとも言えない。
長期に渡り連絡が取れない場合などは警察も操作をしてくれるが、国際的にIPアドレスを偽装していたりするケースもあり難しい。
とのことでした。
要するに、詐欺サイトに引っかかったらお手上げに近い。
また、解決までに時間も掛かる。
あなたも仕入れの前に今日お話した「サイトの安全性を確認する方法」で調べ、
詐欺サイトや偽物に引っかからないよう十分に注意して下さい。
また、気になるところがあれば下のコンタクトフォームから気軽にメッセージ下さい^^